手をつないでいるカップル

デリヘル以外にどういった業種が存在しているのだろうか?

風俗営業法が規制する業種は、大きく分けて「風俗営業」と「性風俗特殊営業」になります。「風俗」は性的なサービスを行っているものを指すのが一般的になっていますが、元来は生活に密着した「風習」や「世俗」にことです。

「日本の」「世界の」「江戸の」の後にこの単語を付けるなどといった使い方をします。それとわけるために、性的なものの場合には「フーゾク」と表記することもあります。

風俗営業は更に1号営業から8号営業までに分けて、規定しています。1号営業はキャバレーなど、2号営業はホステスやホストの「クラブ」、カラオケスナックなどのいわゆる女性や男性の従業員がもてなす「飲み屋」、3号営業がお客さんへの飲食提供が伴うディスコやダンスクラブなど、4号営業が飲食を提供しないダンスホールなど、5号営業が取り決められた基準値以下の照度で営業する飲食店など。

6号営業は基準値以下の広さで営業している飲食店など、7号営業がパチンコ店や麻雀店などの遊興施設、8号営業はゲームセンターとなります。

この度閣議決定した改正風営法案では、ダンス教室は対象外となっています。性風俗特殊営業は「店舗型」「無店舗型」「映像送信型」3つに規定されています。

「店舗型」はソープランドや、ヘルス、ストリップ劇場、成人映画を上映する映画館、ラブホテル、アダルトグッズ取扱店、ハプニングバーなどの出会い系喫茶店などが含まれます。

「無店舗型」はデリヘル、アダルトグッズ通販など。「映像型」はアダルトサイトとなります。これら2つの違いは、都道府県の公安委員会に許可申請するのか届出制なのか大きく、性のカテゴリーでは「店舗型」は新規参入が難しく、「無店舗型」は比較的開業しやすくなっています。

そのためデリヘルなどの乱立をまねくこととなってます。なぜ許可制や届出制かの違いがあるのかといえば、そもそも性に関することについて国が許可するというのはいかがなものか?という倫理的な側面があるようです。

「許可」というと、諸手を上げて大歓迎しているような雰囲気ですよね。「国が許可している」、それは国としても避けたいイメージではあるでしょう。

この他に「電話異性紹介営業」として、テレクラやツーショットダイヤルなどの規制を行っています。「深夜酒類提供飲食店」のカテゴリーもあります。

出会い系サイトはインターネット異性紹介事業として届出が必要となりました。しかし風営法での規制ではなく、「出会い系サイト規制法」の枠内になります。